発信者情報開示の在り方に関する研究会(第1回)

2020年4月30日,総務省で「発信者情報開示の在り方に関する研究会(第1回)」が実施されました。

2 検討事項案
(1)プロバイダ責任制限法における発信者情報開示の対象となる発信者情報の見直し
(2)発信者情報開示手続を円滑にするための方策の検討
(3)その他

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000078.html

検討されようとしている論点

(1)の「開示の対象となる発信者情報の見直し」については,SMS用アドレス(携帯電話番号)の開示請求を認めた東京地判令元・12・11を前提に,携帯電話番号の開示請求について検討されるものと思われます。

また,「ログイン時IPアドレス」についても検討対象とされています(https://www.soumu.go.jp/main_content/000685611.pdf)。
グーグルに対する発信者情報開示仮処分でも,開示されるIPアドレスは「投稿時IPアドレス」ではなく「ログイン時IPアドレス」のため,総務省の研究会での検討結果は,グーグルに対する開示請求にも影響を与えると考えられます。